〜”izzy”さんからのメール その2〜

その1の原稿を載せる準備中に早くも第2・第3メールが氏から届きました。THE WHOを通じた友の輪のパワー!感じます。今回はまたまた勝手ながら公開メール交換公表!

 

「...楽しみです。忘れていましたが、去年ポール・ロジャースを見た時のメンバーに

GEOFF WHITEHORNというギタリストが弾いてました。彼はQUADROPHENIAのコンサートの時ギターを弾いていたし、バック・ストリート・クローラー(クローラーかな?)のギタリストでもあったでしょ。バックストリートと言えば、ポール・コゾフ、そしてラビット。ん!?、ラビットはカーク&テツの時代かな。いずれにせよフリーですよね。ポール・コゾフは大好きですし、この人のギター・スタイルに自分は近いのでは、と思ってます。..ともかく面白いめぐり合わせです。ジョー・ウオルッシュは好きですか?

ジョー・ウオルッシュにアメリカでインタヴューしたことがあります。彼は、ピートの大ファンでしたよ。近いものを、感じさせてくれました...」

 

izzyさん、ホントTHE WHOの輪っていうのは友情感じます。ブリティッシュ・ビートの

連中はヴァン・モリソンやクラプトンにしてもみんな、..パブ・ロッカーなんてなおさらそんな暖かさ伝わります。音楽バカなんでしょうね!バック・ストリートの2枚目B面ケツのラビット作”Leaves in the wind”を聞くたび涙が溢れます。ウオルッシュはジェームス・ギャング時代の”Midnight man”です。もうあの潰れたギター・サウンド&切ないメロディー泣けます。

 

「これだけフーの事を熱く聞かれると、もっと話したくなりますね。それでは、もう少し続きを。...今回のツアー・タイトルは、FROM THE BUSH TO THE WORLD。自分が見たのは、ニュージャージーのはずれにあるガーデン・アーツ・センターというところで

80%は野外です。ステージのアリーナ部分だけ屋根があるという、グリーク・シアターみたいなところでした。オーディエンスは、7時30分開演にもかかわらず2時〜3時ぐらいに集まってきて、会場の外でB-B-Qを始めながら思い思いにフーの音楽をかけまくってました。それも大音量で。たらふく酒を流し込みながら、開場を待つわけです。周辺はバカデカイ公園みたいになっていて、駐車場は広い!!何しろ、会場まではバスで行くのですから。自分はチケットをダフ屋にベターなシートに交換してもらって(トレードですね)、ステージから30メートルほどのところで見ました。...6時ではまだまだ明るくて、日光浴したりゲームしたりでほとんどピクニック気分。7時30分、前座のUNAMERICANなるバンドが登場。VOXのアンプを並べた、昔のブリティッシュぽいバンドでした。まあまあかな、自分はワインなんぞを飲みに行ってしまい、半分ほどしか見ていません。10時近かったかな、いよいよザ・フー登場!オーディエンスの歓声が凄い凄い。メンバー全員クロっぽいモッズぽい格好でした。ピートは、ブリッジの後ろにコントロール・ノブを付け足した赤のレースセンサーつきのストラトキャスター。アンプは勿論、ハイワット。耳をつんざくような音と共に、I Can't Explainで幕開け。凄いとしかいいようがない。後は、もうおなじみのナンバーを連発!!!...ロジャー・ダルトリーは相変わらずパワフル、まったく歳を感じさせない...マイクを振り回す。ピートは相変わらず気が短く、ドリンクを要求したローディーに遅いと投げ返す。ヴォリュームが不満か、例の如くアンプに駆け寄ってフルアップ。あれは、彼のポーズなのかな?ピックも使ってましたが、ソロではフィンガー・ピッキングが多かったですね。やっぱり、印象深かったのはWON'T

GET FOOLED AGAIN、THE KIDS ARE ALRIGHT...それにBEHIND BLUE EYES。

この曲は、会場全体が歌ってましたね、感激!終わったのは、12時を過ぎてました。とにかく素晴らしいコンサートでした。それにしても、ピートの言葉が汚くて...皮肉っぽいアナウンスがイイ。パンフレットにはこんなことが書いてありましたよ。Well,have you

finally decided just who IS the World's Greatest ROCK BAND? Yes, THEY are...」

 

izzyさん、いや伊津巳さん!叉あの青い色したFREEのコピー譜を今、見つめてます!!

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